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不妊鍼灸|基礎体温は、妊娠力のバロメーター
「生理があるから妊娠できる」と思っていても排卵をしていない場合もよくあります。当たり前の事が当たり前にカラダに起きていると私も思っていました。病院に行く時間も、仕事を休んでまで行くのも・・・と色々考えた結果、簡単に排卵をしているのかを知る事が出来るのが基礎体温を測る事。3か月記録して何かあればその時に病院へ行こうと決めて、始めてみました。今では10秒で計測できるものもあり、案外自分の生活に取り入れてみるとすごく簡単。
1か月の体温変化をみると、きちんと排卵しているか、ホルモンの分泌が正常かどうかなどを知ることが出来ます。そのため、ルクレアでは妊活に方には基礎体温をつける事を推奨しています。
女性のカラダではホルモンの種類で低温期と高温期に分かれ、前半に分泌されるエストロゲン、後半に分泌されるプロゲステロンが繰り返されます。
ホルモンが規則的に働いてくれれば基礎体温は低温期と高温期の二相性になり、卵巣が正常に働き、排卵も行われていると判断できます。
体温の変動が少ない一相性の場合は無排卵、また、高温期が短いとプロゲステロンの分泌が不十分と考える事が出来ます。その他月経周期が乱れ、月経量が普段とは明らかに違うなど異常があれば子宮内膜症や卵巣機能不全などの可能性も考えられるので、早めに婦人科を受診しましょう。
基礎体温は健康状態を教えてくれ、セルフケア能力を高めることに役立ちます。不規則な生活やストレスからくるホルモンバランスの乱れも考えられるので、生活習慣を見直すキッカケにもなります。
お灸で月経周期が整ったり、排卵が促されたり、冷え性改善したり、基礎体温が安定したりなど、良い変化が起こることがあります。
正常な基礎体温を目標に、お灸を始めてみませんか?
セルフ灸のご相談、お気軽にお問い合わせください。丁寧にお伝えいたします。
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