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美容鍼灸|「ほうれい線」解消に本当に必要なコト。
老けた印象を与えてしまうほうれい線に悩んでいる方は多くいますが、他の肌悩みと違ってスキンケアだけでは望むような効果が得られにくいという特徴があります。その理由から説明していきましょう。
老け顔をつくる要因は「ほうれい線」と「たるみ」
老化現象とされる「ほうれい線」や「たるみ」は、人間の細胞の衰えと深く関係があります。年齢を重ねるにしたがい、肌の弾力を保っているヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンという成分をつくりだす細胞が正常に働かなくなってきます。すると、肌は重力に逆らえずに垂れ下がってくるのです。
それだけではなく、顔の皮膚のすぐ下にある筋肉も自然に衰えて細くなってきます。筋肉は皮膚全体を支える重要な土台の役割を果たしていますから、筋肉が弱まることで皮膚は支えをなくした状態になり、下がってきてしまうのです。いっぽう、若々しい肌というのは、顔の筋肉が太くて丈夫なために皮膚をしっかりと支えることができています。
ほうれい線やたるみは、このような皮膚や筋肉の「ゆるみ」が原因です。スキンケアだけで効果が見られないのは、筋肉の衰えを放置しているためでもあるでしょう。
たるみを解消するには筋肉へのアプローチが欠かせない
筋肉はなにもしなければ衰えていきますが、鍛えれば必ずといっていいほど強くすることができます。そして、年齢に関係なく、鍛えることが可能です。ほうれい線やたるみといった顔の老化を根本的に改善するためには、顔の筋肉を鍛えることは必須かもしれません。
私たちの顔には22種類もの表情筋が存在します。これらの筋肉は日常生活でほとんど使われることがないため、意識して使っていくことが大切です。とても薄くて繊細な筋肉なので、刺激をする事で効果も表れやすいといわれています。
東洋医学から診た「ほうれい線」
●腎精不足(じんせいぶそく)タイプ
特徴:粗いシワが多い・顔はやつれている
このタイプは、睡眠不足や生活リズムの乱れにより、身体のエネルギー源が不足したことが原因で起こります。
腎精は、からだの成長・発育させる働きがあるものです。そのため精が不足してしまうと、肌のターンオーバーを阻害してしまうため、“老化”が急速に進んでしまいます。
肌の老化が進むと、キメが粗くなるため、シワが増え、顔もやつれているようにみえてきてしまいます。また、身体面では白髪の増加や性欲の減退といった症状も伴ってみられます。
●気血両虚(きけつりょうきょ)タイプ
特徴:細いシワが多い・顔色は蒼白で皮膚が乾燥している
このタイプは、栄養不足や過労・病気などによる体力の消耗により、脾(ひ)の働きが弱まったことが原因で起こります。
脾(ひ)とは、食物からの栄養吸収を司るものですが、その働きが弱まってしまうと栄養を運搬する気・血(けつ)が不足してしまうため、栄養が全身に行き届かなくなり、肌の栄養状態が悪くなってしまいます。この影響で、肌は乾燥し、顔全体に小ジワが増えて目立つようになってきてしまいます。
また、身体面では食欲不振や腹部の膨満感などの胃腸症状が伴ってみられるのがこのタイプの特徴です。
●瘀血(おけつ)タイプ
特徴:年齢のわりにシワが多い・顔色は悪くツヤがない・皮膚が乾燥して荒れている
このタイプは、精神的ストレスや栄養不足・お酒の飲み過ぎなどにより、気と血(けつ)の流れが停滞したことが原因で起こります。
気・血が停滞すると、体内に滞った血液=瘀血(おけつ)ができ、正常な血液の巡りを妨げてしまいます。これにより肌への巡りも妨げられてしまい、肌は乾燥して荒れやすくなり、その結果シワも増えてきてしまいます。この他にも顔色が暗い、肌のツヤがないなどの症状も。
またストレスがメンタル面にまで影響してしまうと、怒りっぽくなる・気持ちが落ち込みやすいなどの症状も伴って現れていきます。
ほうれい線に効果的なツボのご紹介もしております。気になる方はご相談ください。
高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ
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