LeClaire(ルクレア)

Blog

見出しの蝶

不妊鍼灸|警戒情報!リンゴ病の脅威 【妊娠希望・妊娠中】

皆さん、おはようございます。
皆さんも1度は耳にした事があるリンゴ病
リンゴ病と聞くと子供がかかる病気と思われますが確かに4歳から10歳位の子供さんが感染することが多いですが大人でも感染します。
しかも、妊婦さんがリンゴ病にかかると胎児に様々なリスクが発生します。

apple-256263_1920

●リンゴ病の感染経路
通常の風邪と同じように咳・くしゃみなどの接触感染で広がります。
インフルエンザのように強い感染力はありませんが多くの方が頬が赤くなってからリンゴ病を疑うので結果感染が広がってしまうという事です。
また、子供で3割、大人で6割がリンゴ病に感染しても頬に赤みが出ません
このような原因もあり感染力としては弱いのですが結果として気がつかないうちに感染してしまい結果広げてしまっているという状況です。

 

●リンゴ病の予防対策
残念ながらリンゴ病の予防接種はありません。
しかし、一度でも過去にリンゴ病にかかっている方は抗体が出来ます。
大人の70%はすでに抗体をもっていると言われていますのでご自分が抗体を持っているのかは血液検査で調べることが出来ますので気になる方は医療機関へ相談に行かれることをお薦めします。

予防方法
・免疫を上げる
・本格的に流行したら外出を控えるようにする。
・手洗いの徹底、マスクの着用(午前と午後でマスクを変えるとより良い)

 

●リンゴ病が妊婦や胎児に与える影響
妊娠中は普段よりもリンゴ病にかかり易いと言われています。
かかってしまった場合下記のような症状が現れる事があります。
・急激な貧血になるケース
・胎児への血液供給が十分に機能しなくなるケース
・血液を通して赤ちゃんにも感染してしまい結果として胎児貧血になるケース
・低出生体重
・胎児水腫
・心不全など
妊婦さんも赤ちゃんにとっても命の危険があります。

 

最後に リンゴ病は5年に1度大流行すると言われ、前回は2011年に流行しているので2016年は流行の可能性があります。
妊娠を希望している、または妊娠初期に方は十分気をつけていると思いますが衛生管理はもちろんの事、加湿器を使うなどして部屋の乾燥を防ぐことが感染しない簡単な方法です。
しっかりご自分で出来る範囲の対策をしていきましょう。

 

高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ

 

 

Release date