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マタニティ鍼灸|高齢出産で生まれた子供の方が健康というデーター

 

最近発表された研究によると
「年齢を重ねた親のもとに生まれた子どもの方が、全般的に健康状態が良好」であることが明らかとなった。(ニュージーランド研究)

女性の社会進出に伴い、初出産の平均年齢が上昇傾向にあります。
50代でも出産する女性が増えていることを受けて実施されたニュージーランドの研究者の調査報告です。
今夏、イギリスでは女性の初出産の平均年齢が初めて30歳を超え、日本やオーストラリアと同じ水準に達したてきています。このことはヨーロッパで最も高く、アメリカの25.8歳と比較すると突出して高いです。

今回の研究では
「平均年齢46歳の男性70人を対象に健康診断を行い、その結果、親が年を取ってから生まれてきた子どもは46歳になった時点で、血圧が低く、コレステロール値やグルコース代謝も良好である」ことがわかったというもので、 糖尿病のリスクは明らかに低く、これは太り過ぎの中年男性であっても同様の傾向にあると言う事がわかりました。

さらに、今夏発表されたバークベック・ユニバーシティ・オブ・ロンドンとユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者による調査でも、40歳以上の女性が出産した子供は、肉体的にも健康的にもより良好な状態にあると主張しているという研究結果も発表されいます。

年齢を重ねた夫婦の元に生まれた子供は、20代の母親の子供と比べて、3歳までに怪我をする確率が22%低く、入院する確率も3分の1程度。また両親と子供の喧嘩も減ることから、情緒的にも安定している傾向が見られた。

これまで、高齢出産の女性は「出産時に流産や子宮外妊娠、ダウン症などの子供の遺伝子疾患を発症するリスクが高くなる」と言われ、こうしたリスクは必ずしも女性の年齢だけを要因とするものではないという最近の研究があり、高齢男性を父親に持つ子供も、遺伝子疾患、自閉症や統合失調症、小人症や口蓋裂などの発達障害のほか、アルツハイマー病や双極性障害、心疾患や癌を発症するリスクが上昇することが判明している。
40代男性の子供が遺伝子疾患を持つリスクは、20代男性と比べると2倍に達するというデーターも。

このことは、男性の精子の質が老化に伴い劣化することが原因。
睾丸内の細胞は16日毎に分裂し、各細胞内のDNAがコピーされ、新しい精子になっていきます。こうしたDNAのコピーは通常は正確に行われるのですが、ときに間違いが起こることもあり、そのため遺伝子変異と呼ばれるDNAに誤りを持つ精子が生まれてしまいます。

男性が年を取るにつれて、DNAコピーの精度が徐々に衰え、遺伝子変異を持つ精子の数が増えることになる。この精子が卵子によって受精されると、生まれてくる子供が成長の過程で何らかの問題を発症する可能性も高くなってしまう。

 

■イギリスの場合の第一子出産年齢グラフ


gurafu出典:カラパイア

日本の場合、第1子出生時の母の平均年齢は30.4歳 (2013)。
平均年齢は2011年に初めて30歳を超えて(30.1歳)以降、2012年は30.3歳、2013年は30.4歳と、引き続き上昇傾向にある。
約30年前にあたる1985年当時は26.7歳。

(記事:カラパイアを引用)

年齢を重ねた夫婦のもとに生まれた子供は言語や行動、感情表現や脳の発達などは安定している、もしくは発達していると言う事は私自身も良く耳にします。私がこのことで感じるのは年齢を重ねたご夫婦は沢山の経験の中で上手くいかない事を実体験として理解しているように感じます。その結果「赤ちゃんの行動」に対して都度、敏感になることなく穏やかに見守る事が出来るのではないかと感じます。また先輩ママから聞いていることもあり、対処方法を身につけているとい感じます。

 

鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ

孫とババ

 

 

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