Blog

美容鍼灸｜お灸女子急増。「お灸で美肌づくり」

 

「皮膚は健康の鏡」と言われるように、カラダの健康状態を見る事ができます。東洋医学的には「内臓の機能を反映している」と言われるほど。皮膚は免疫機能にも関与していて皮膚の色や質感などが気になってきたら、食事の栄養バランスや睡眠時間など日常生活を見直してみてください。お灸も内臓機能をアップする効果があり、近年ではお灸女子という言葉が雑誌やテレビなどで見かける事が多くなりました。

脾の消化吸収機能が衰えると、肌は黄色くなったり、黒ずんできたり、潤いが低下し、肌質に変化がでてきます。また腎気が疲れてしまうと乾燥肌になったり、しわ、シミが増えてきます。美肌を保つには腎の気を消耗しないようにして、質の良い睡眠をとることも大切です。

先日、美容院での話で「ベッドに入る時間を早めて、早起きに変えたお客さんの髪質が劇的に変わった」という話をしていて。
東洋医学的にも「髪の毛は血の余り」と言って血は肝臓がコントロールしているのですが肝気が消耗されると腎気がその不足を補う役目をしています。早寝をする事で腎気がしっかり肝気を補い背神の成長と質を向上させたという事です。

やはり睡眠は大切で髪の発毛や肌の質や再生には「成長ホルモン」の分泌が不可欠。このホルモンの分泌が一番出る時間帯がよく知られている10時から2時。この時間帯がやはり美肌には必要という事ですね。
この時間帯にベッドに入るなんて出来ない現代の忙しい女性たち。そこで手軽に自宅でも出来る美肌習慣「お灸女子」が増えてきているのかもしれません。

 

◆美肌になるツボをご紹介

---

●合谷（ごうこく）　吹き出物が気になる時や血色の改善にも効果的
頭部や顔面部の血行を促し、肌色を健康的にします。体内にたまった水分や老廃物の排泄を促し、代謝もUP！ニキビや吹き出物が出来た時にも効果的なツボ。頭部や目の不調、めまい、歯痛にも効果を発揮します。

ツボの位置　
人差し指と親指の骨が交わるところ。人差し指の骨の真ん中あたり、骨のきわにあるへこみが合谷（ごうこく）。

 

●太白（たいはく）　肌のくすみの改善　
脾臓の重要なツボで、消化吸収機能を調整し、肌に栄養をしっかりと運び、元気にしてくれます。胃腸が整うことでくすみの原因である老廃物を排泄する機能がしっかりと動き、肌を美しく保つことが出来ていきます。顔の倦怠感にも効果的です。

ツボの位置
足の親指に付け根側面のふくらみにある骨の底にあるくぼみ。

 

 

簡単に探すことが出来る美肌に効果的なツボをご紹介しました。タイプ別症状別に効果のあるツボもたくさんあります。また、お灸はたくさんの種類が販売されていて初心者でも取り入れ易いアロマ灸などとてもお薦めです。

あなたも美肌のため、健康管理、体質改善に「お灸女子」になってみませんか？

 

高崎鍼灸サロンLeClaire（ルクレア）