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ニキビ美容鍼|ニキビの基礎知識 「なぜ出来るの?」

 

ニキビと言えば思春期と思われますが、大人ニキビで悩む人も多くなってきました。ニキビは皮膚の病気です。ニキビなんてと思ってほっておいてしまうと痕が残ったり、ニキビが増えておさまらなくなったりと、意外と厄介なニキビ。ニキビの種類はもちろん、出来るメカニズムを知っておくと対処法も分かったりします。

 

 

皮脂(あぶら)がたくさん出る原因は?


ニキビが出来やすいところは、皮脂(あぶら)がたくさん出やすい顔や胸元、背中などで、出やすくなる理由は大きく分けて4つあります。

1.成長ホルモンの影響
これは思春期になると分泌されるホルモンで特にTゾーンの皮脂が増えてニキビになっていくタイプ。

 

2.男性ホルモンの影響
思春期になると男性は特に男性ホルモンがたくさん出ますが、実は女性も少なからず分泌されています。また、ストレスをたくさん受けてしまう事でより活発になり、女性のニキビの大きな原因となっています。男性ホルモンが活発になってしまうと、皮脂が増え、肌が硬くなる働きを促してしまいます。

 

3.ストレス
過剰な緊張、疲労、睡眠不足によって自律神経が誤作動を起こします。戦闘モードの交感神経とリラックスの副交感神経のシーソーがアンバランスになってしまいます。そのバランスが乱れてしまうと男性ホルモンがたくさん出て、皮脂(あぶら)の分泌が増えてニキビがより多くでます。

 

4.黄体ホルモン(プロゲステロン)
女性は排卵する頃にこのホルモンがたくさん出るようになります。この影響でニキビが出来やすくなり、悪化の原因ともなります。

 

思春期に出来るニキビも大人ニキビも、毛穴の入口が何かの原因で詰まってしまう事でニキビに発展します。この原因はいったい?

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新陳代謝(ターンオーバー)28日周期で表面の肌の垢が剥がれおちるサイクルの低下、ホルモンの影響によって肌が硬くなってしまう、これらの悪循環が原因で毛穴が詰まってしまいます。この悪循環はさらなる悪影響をもたらし、すでに硬い肌を守ろうとより固くなっていき、皮脂(あぶら)が詰まりやすくなります。

 

ニキビの種類


 

■白ニキビ・黒ニキビ
肌表面の角質が硬くなってしまうと毛穴の入口が塞がって、産毛を伝わって皮膚表面に出るはずの皮脂が出れずに毛穴の中に溜まってしまい、ラードのような塊になります。初期の段階では、ニキビ周辺の皮膚は正常で、表面に少し盛り上がりが見られたり、少し指で触れるとやっと塊が分かる程度の状態です。これが白ニキビです。

もう少し症状が進むと肌の中に溜まっている皮脂が毛穴を広げ、外に出ようとしてきますが、この皮脂が酸化したり、汚れが付着して先が黒くなってきたものが黒ニキビと呼ばれるもの。

どちらもまだ、炎症が起きていない状態なので、この状態の時に外に出せればあとにならず綺麗に治ることもあります。

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■赤ニキビ
白ニキビ、黒ニキビをそのままにしておいて炎症が起きてしまった状態。この段階で病院に行くとたいていは「抗生物質」を処方されます。

詰まった毛穴の中の皮脂(あぶら)を栄養としてアクネ菌が増えすぎてしまい、炎症がおこると考えられます。このアクネ菌は毛穴に元々いる菌で、肌表面の状態を正常に保つ役割があります。肌にとって必要なアクネ菌で悪い菌ではむしろないんですよ。空気に弱く、毛穴のい中に隠れて肌をコントロールしている菌なんです。

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■黄ニキビ
赤ニキビの炎症がさらに強くなると「膿」を持った状態になり、この段階ではニキビが治った後も赤ニキビより色素沈着やクレーターとして痕が残る可能性が高くなります。

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たかがニキビと考えないで早急に対処しましょう。早い段階で治療すると肌へのダメージも少なくすみますし、何が原因かを知る事はそれだけでも自分でニキビが出来ないよう気をつけるようになります。

実はその事が一番大切なのです。

私たちの身体は日々小さな変化をしています。つまり日々新しいのです。その積み重ねが結果として大きな変化となります。

美魔女と最近では聞きますが、あの方たちも昨日今日で綺麗に変身したわけではありませんよ。日々の積み重ねなんです。だから誰でも美しい肌は手に入れる事が出来ます!

 

高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ

 

 

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