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美容鍼灸|乾燥ケアは卵巣ケアと意識して
老化防止やダイエットのために「油抜き」する人が多いのすが、少し間違いかもしれません。油を抜いてしまうと乾燥肌になり、女性ホルモンが不足してしまうのをご存知ですか?
油抜きををすると肌がカサカサになり、女性ホルモンの分泌にも影響が出てきます。つまり、卵巣力を低下させてしまう可能性があるのです。卵巣をケアし女性ホルモンを整えるためのも良質な油を上手に摂ることが大切。
その良質な油が「オメガ3」
オメガ3は、身体への美容と言われるほどアンチエイジング効果があります。毎日適量を摂取した事で肌年齢が低下したり、ニキビの改善、乾燥肌の改善など効果は測り知れません。
また、病気予防効果も注目されていて脂肪を燃焼させ、便秘の改善、肥満を防ぎ悪玉コレステロールや血糖値の急上昇を予防する力も持っています。最近話題の腸内フローラも良質な油を摂取する事で効果があります。
オメガ3 油の種類と摂取量
日本人女性に不足しがちな良質な油、不飽和脂肪酸。青魚に含まれるEPA、DHAや最近話題の亜麻仁油(亜麻の種から摂れる油)、えごま油、しそ油、くるみ、チアシードなどに含まれるαーリノレン酸の事。ただし、取り扱いには注意が必要で酸化しやすく、熱に弱いために調理には不向きで、できれば食材にかけるのがベスト。1日に大さじ1杯から2杯程度を目安に。
摂取を減らした方が良い油
●オメガ6のリノール酸
紅花油やコーン油など身体によいと言われていましたが、現在この油を使用する製品が多くなり、必要以上に摂取してしまっている現状にあります。
●オメガ9のオレイン酸
オリーブオイル、アーモンドオイルなどが代表的で、亜麻仁油が知られるようになる前にはオリーブ油が健康にいいというイメージがあります。オレイン酸は動物性食品に多い油なので日常的に卵や肉を多く摂取する人にとってはオレイン酸過多になって、炎症の原因にもなります。
免疫細胞のほとんどは腸内でつくられます。便秘になってしまうと肌に現れる症状としてはニキビや乾燥です。肌表面のケアだけでは腸内環境が悪化してしまった場合、肌は一転して変わってしまいます。そうならないためにも身体の中から整える事が美肌を維持していくための近道です。東洋医学的考えを元に身体の中からと直接気になるところへ美容鍼でアプローチし肌の新陳代謝をアップさせいつまでも内から輝く肌を手に入れてみませんか。
高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ
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