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全身鍼灸|肩こりと東洋医学、鍼灸治療 Vo.2

 

前回に続き、肩こりと東洋医学です。
東洋医学的に診ていくため内容が少し難しく感じてしまうかも知れませんが、ご自分の症状に当てはまる肩こりがあるかもしれません。ぜひチエックしてください。

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4.肝陽亢進(かんようこうしん)による肩こり
肩こりが起こる原因は身体の中に余分な熱がある事によって起こります。
このタイプの方は、からだの水分が不足して身体を冷やす役割が不足している状態です。下半身は冷えているにもかかわらず、上半身はのぼせてしまい、首から肩にかけてのこりと張ったような痛みがあります。
特徴として、顔の熱感、目の充血、イライラ寒、高血圧、めまい、耳鳴りを伴います。

 

5.肝血虚による肩こり
栄養不足による血の不足による肩こりとして表れます。
眼精疲労、出産後、月経過多、慢性的な出血性疾患、外傷、疲労、過労、胃腸の不調による血液生成不足など。
特徴として、眼精疲労、目の乾き、唇や爪の色が薄い、顔色が白っぽいなどの症状を伴います。

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東洋医学的に肩こりを診る際には、このようにたくさんの患者様の情報を元に診断を行います。肩こりといっても人それぞれ症状も痛みの質も異なっています。出ている症状を治療しても全体として治療を施さなければ改善が期待できないという事をご理解いただけたのではないでしょうか?
全体を整える事で結果として、全身によい影響が及ぼされる事になります。これは肩だけではなく美容にも効果が期待できます。

治療は鍼とお灸ですが問診や患者様の声が治療に大きく関係しています。気になる症状は遠慮なくお伝えください。

 

高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ

 

 

 

 

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