LeClaire(ルクレア)

Blog

見出しの蝶

美容鍼灸|美肌に導く洗顔のポイント 〜美肌Lesson2〜

美肌に導くためには「洗顔」が一番大切ということをお伝えしていますが、今回はもう少し掘り下げて皆様にご理解いただこうと思っています。

 

肌のバランスを保つには「皮脂膜」という存在を守ることが大切になってきます。前回もお伝えした『オリジナルのマイオイル」です。これは皮膚を守るためにカラダから分泌されています。この皮脂膜があるため肌のpH(ペーハー)は弱酸性を保っているんですね。

 

 

■実は危険がいっぱいの「ホイップ泡」


ホイップ泡がなぜ良くないかというと「脱脂のしすぎ」「pHの異常」を招くからです。脱脂のしすぎは肌の潤いを保つ「細胞の間にある油分」を溶かしてしまう可能性があります。この油分を溶かしてしまうと肌内部にあった水分を蒸発させてしまいます。

そして「pHの異常」は本来私たちの肌は弱酸性を保っていますが、泡を作る成分はアルカリ性の成分が多い為、肌は洗顔すればするほどアルカリ性のお肌に傾いてしまいます。元々が弱酸性ですから肌は必死で弱酸性への働きます。

アルカリ性の肌がなぜ良くないかと言いますと。肌内部の水分を保つ機能が乱れ、より細胞内にある油分が溶け出しやすい状態に導いてしまいます。それだけではなく、ニキビや肌荒れの原因となる「アクネ菌」「黄色ブドウ球菌」などが住みやすい環境になり、肌がより劣悪な環境になってしまいます。

洗顔で一番オススメしたいのが「泡が立ちにくい洗顔料」です。はじめは物足りない感じがありますが肌にとって一番良いと考えています。

 

 

■わかっている「摩擦」が危険


洗顔で肌をゴシゴシと洗わないことはもちろんですが、洗顔後のタオルドライでふきふきしていたら肌がまた悲鳴をあげてしまいます。決して「拭ってはいけません!」

肌に「ポンポン」と当てるようなイメージで、これもよくCMなどで見かけますね。イメージしながら肌を優しく整えましょう。

 

 

■洗顔する際のお湯は「ぬるま湯」が絶対!


今の時期は気温も低いからと「熱めの温度で洗顔」なんて方もいらっしゃるんではないでしょうか?そう私もその一人でした(笑)。ところがこれも肌にとって良くない習慣の一つだったのです。肌にとっては「体温よりも高い温度は悲劇」だったのです。熱めのお湯は皮脂を余計に奪い、肌の保湿を保つセラミドなどの流失を招き、乾燥を加速させているのです。

最近ではお湯の温度設定が可能ですよね。だいたい「32℃〜33℃のお湯」で洗うことがベストです。前に美肌の主婦の方が体温計を使って温度管理しているのをテレビで見たことがあります。その時は「えっ」と私自身も思いましたが理由がわかるとそうしたくなりますし、綺麗な人はやはり日頃から丁寧に肌と向き合っているのだと思いました。綺麗は習慣の中に取り入れることが最短距離だとつくづく実感します。

 

ニキビや肌荒れに悩まれてる方には「洗顔の見直し」を薦めています。そして一つ一つを丁寧に進めて欲しいと思っています。ほとんどの方は「先生、他にも改善した方が良いことはありますか?」「化粧水はどんなもの使ってますか?」などを聞かれますが、私は一つのことをまずは試してみることを薦めています。

その理由も当院にいらしてる方には伝えています。

 

まずは肌の状態を知りましょう。
そして、どの方向へ向かったら美肌に近づくのか一緒に目指していきましょう。

 

美肌に導くシリーズ↓
肌老化の意外な原因「間違いだらけの〇〇!」 〜美肌Lesson.1〜 
美肌に導くメイククレンジング 〜美肌Lesson3〜

 

美容鍼灸②

 

 

Release date