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不妊鍼灸|受精卵が孵化してく過程 〜YouTube〜
体外受精をすると決断して、まず最初の不安は「卵子をいくつ採卵できるかな?」という不安な思いが出てきます。そして、数多くの卵子が採卵でき一安心もつかの間、次のステップである「受精しているかな?」や「ちゃんと育っているかな?」など不安は次々にやってきます。
外界に出た卵子は培養士の手によって受精卵へとなっていきますが、この時に「タイムプラス」という機械で受精卵の経過を見ていくという機械を持っているクリニックがあります。私が知っている情報だと高崎県内では1つのクリニックだけのようです。当院の患者様の中でもこのタイムプラスで受精卵の状況を見るという方もおります。
基本的にはどのように卵子が受精卵となり、分割してく過程を見ることはなかなかむづかしく、体外受精の際に病院との説明の中でどの段階まで培養するのか?によって状況を伝える日程が変わります。これもまた、施設によって様々な考え方があり、皆さんがどの病院にするかを悩むところだと思います。
■受精卵の分割から孵化まで 「動画紹介」
卵子と精子が受精した卵を「受精卵」と言いますが、卵割(細胞分裂)が進んでいくと「胚」と言われます。凍結せずに受精卵が分割している段階で子宮へ戻すときには「新鮮胚」という言い方になります。
今回、タイムプラスという機械で撮影された受精卵が卵割していく様子がYouTubeにアップされていましたのでルクレアでもご紹介させていただきます。
YouTube動画『受精卵の孵化』
受精卵は透明帯という胚全体を包み込んでいる膜の中で2つ、4つ、8つ、16分割、桑実胚、そして胚盤胞と細胞分裂していきます。受精卵は約5日で「胚盤胞」という段階へ進み、ここで凍結し保存をする施設も多くあります。
胚盤胞となった受精卵は、このまま細胞分裂が進み透明帯を破って外へと出て行きます。この状況を「ハッチング」といい、施設によってですが「アシストハッチング」などと言って孵化を補助することを行っているところもあります。
孵化した卵は透明帯を出て子宮内膜へ入っていくところが「着床」と言われる段階です。
体外受精をした後に、卵子の写真が渡されます。この時にはすでに「胚盤胞」の状態が多く、卵子のグレードということが気になるとは思いますが、この状態ではなかなかわかりにくいと思います。
ですが、カラダの中ではなく外界というストレスの多い状況下で頑張ってくれた可愛い受精卵ですので大切に子宮内で育てていきましょうね。
ルクレアは赤ちゃんを望む女性の為の鍼灸院です。
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