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美容鍼灸|化粧水は一体どこまで浸透するの?

秋も深まり、日中と夜の寒暖差が激しくなってきて肌が乾燥するなど肌トラブルを抱えている方が増えています。

そんな時にふと…メイク落としや洗顔の後の肌につける「化粧水」はどこまで浸透してるの?と疑問に思い調べてみました。

よく耳にする「肌の奥深くまで」「実感浸透力」など、私は勝手に肌の奥まで潤わせてくれていると思っていましたが、実感することはなかなかなく、ただ自分の肌が乾燥してるから「実感できない」のかな?と思っていました。

確かに「化粧水」は洗顔後の肌に染み込んでいく感覚があって肌に潤いをもたらしてくれます。

しかし、実際のところは・・・

 

「化粧水の成分は角質層(表皮)まで」
 

■角質層ってどこのこと?


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「角質層」とは肌表面の一番上にあり「ケラチン」というタンパク質でできています。

このケラチンには水分を保持できる空洞がたくさんあり、化粧水などの水分が染み込むような構造で一時的に肌が潤った状態になります。

 

化粧水はどこまで浸透しているの?の疑問の答えは、
角質層にあるケラチンというタンパク質の空洞を埋めているだけ」ということになります。

 

 

■化粧水が肌の奥深くまで浸透しない・できない理由は?


肌を医学的・解剖学的・生理学的そして東洋医学的にも基本として「皮膚=壁」と言ってもいいかもしれません。

外敵が体内に侵入してくれるのを防ぐための「バリア機能」です。

容易に体内に侵入ができてしまったらウイルスに負けてしまいますし、花粉などのアレルギーがある方は肌荒れを起こしてしまいます。

 

化粧品類の「浸透」とは、
表皮(肌表面)の一番上にある角質層に化粧品成分を行き渡らせることです。

肌表面の下で活動している細胞やコラーゲン繊維やエラスチンがある層までは残念ながら浸透しないということになります。

角質層の細胞内には「細胞間脂質(セラミド)」と「水分層」があり水も油も通ることができません。ここをするっと通ってしまう化粧品があったら大変危険なことなんですよ。

 

コラーゲンを肌から塗布して浸透するということは現実的には難しいということになります。

 

■浸透しなければハイブランドの化粧品も意味がないかも!?


浸透しなければほとんどの化粧品成分は意味がありません。ハイブランドの化粧品に含まれる高級成分も無駄かもしれません。もしかしたら肌にとって危険なものになる場合もあります。

例えば香料。
人によっては肌が過敏となりその影響でシミやシワとなることもあります。

 

そして最後に健康的な肌には「ほとんどの成分は浸透しない」という事実。たとえどんなに高価な成分もです。

 

肌を健康的に健やかに保つためには肌の表面ではなく「コラーゲン層」「エラスチン」がある部分を強化してこそ内から輝く肌になっていきます。

 

ビューティー(グリーンバック)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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