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不妊鍼灸|「体外受精」胚盤胞移植後の過ごし方について

 

体外受精や顕微授精で胚盤胞まで育てたのちに、移植して、着床する事、妊娠しているかどうか?を気にしながら過ごしている方が殆どだと思いますが、移植後の過ごし方によって少しでも妊娠する可能性が上がる事があるのならば、してみたいと思う方が多いのではないでしょうか?

今回は鍼灸はもちろんのこと、それ以外にも焦点を当てて私なりに綴ってみようと思います。

 

■胚盤胞移植後とはどんな状態?判定日は?

胚盤胞移植は体外受精や顕微授精で行われる治療方法。まずは採卵してその後にこの方法を用いて体外で受精をさせ、約5日~6日ほど培養して成長を見守ります。そして「胚盤胞」という状態まで成長させた後に子宮へ移植します。

胚盤胞移植後は、数時間~2日以内に着床が起こり移植して7日~10日後には判定が出来ると言われています。2週間後であれば確実に妊娠判定ができると思います。また、病院によっては判定日までの間に血液検査などをしてホルモン値を診ているところも少なくありません。それによって薬が追加になる場合も。

 

■胚盤胞移植後の過ごし方が妊娠率に影響する?

胚盤胞移植してから判定日までの約2週間は、過ごし方をどうすればいいのかという質問は良く受けます。医学的には過ごし方によって妊娠率が変化するというデーターはありませんが、一般的な注意事項はあります。また、ルクレアの患者さまにお願いしている事があります。

今回は一般的な過ごし方のポイントをまとめました。

 1.ストレスを溜めない!
日常的にストレスを溜めるのは血行不良を引き起こします。血行不良は妊娠するためのカラダには大敵で、できるだけリラックスできる環境を自分にしてあげましょう。今後どうなるのか?気になるのかと気になってスマホで検索するのだけは避けてください。東洋医学的に目を使いすぎると血が不足すると言われています。本来ならば子宮へ十分な血液を送り込みたいにもかかわらず、目に行ってしまっては意味がありません。

2.栄養バランスのとれた食事をとる!
何を食べたからと言って妊娠率が高まるというものではございません。長い目で見て妊娠・産後のカラダづくりと思って食事内容を考えるといいと思います。

食事内容は、健康的なカラダを作るためには絶対に必要な事。栄養バランスのとれた食事をすることは妊娠しやすいカラダに近くなります。また心拍が確認できる頃には母から栄養をもらうようになります。ご自分が食べた物で赤ちゃんは栄養を摂取します。ぜひ考えながら取って欲しいと思います。

 

■移植後の過ごし方で注意する事

胚盤移植後の過ごし方で、出来れば避けて欲しい事がございます。

●胚盤胞移植後は控えて欲しい事
・カラダを冷やす事、服装
・飲酒と喫煙
・移植後の水泳や極端に激しい運動

胚盤胞移植の前後にルクレア式妊活鍼を受けた事で妊娠に至る方が多くいらっしゃいます。また、その都度お灸の場所も変化しご指導させていただきます。カラダを診て、今必要な妊娠力を考え回数の変更・追加もしていきます。この事がルクレアの患者さまの妊娠率が高い要因だと思っています。

 

高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ

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