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不妊鍼灸|赤ちゃんが欲しいと決めたら身体をつくろう!

 

実は多い「栄養失調な女性」
飽食の時代に栄養失調という言葉にピンとこない人が多いかもしれません。多くの人にとって「食べること=栄養をとること」と思っているとは思いますが、食べてるからといって栄養が十分にいきわたっているとは限らないのです。肥満より痩せ形の方が多い日本女性の食生活は「偏り」や「欠食」の影響でカロリー摂取量が年々減少して、実はこの10年で約10%も低下していると言われています。

これにはダイエットが大きく関係していて、誤ったダイエットによって栄養状態が悪くなったり、貧血や便秘が増え「日本女性の栄養状態は飢餓の国の女性と同じ」と嘆く専門家もいます。

現代の女性の食生活は「糖質や脂質といった栄養素は必要以上に摂取しているのに対してビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素がマイナスという現実があります。これだと血液などをつくる栄養素が不十分になって身体にきちんと栄養がいきわたらないという事がおわかりになると思います。

 

■食べているのと摂れているのは違います


血液や筋肉、身体をつくる為に大切なことは「5大栄養素」をきちん摂ることがとても大切で、これはお腹の赤ちゃんを育てる上でゴールデンルールといっても過言ではありません。事実、データーでみると現代女性は終戦直後のよりも摂取カロリーが落ちているという事が分かっています。ここ数年のダイエットという言葉はセンセーションで「産後ダイエット」などという言葉も雑誌などで見る機会が増え、母子ともに最も栄養を必要としている時期にまで栄養を抑える女性が増えてきました。

その事は、出産の現場にも顕著に数字として現れ「低出生体重児」が増加に少なからず影響を及ぼしている現実があります。

私も患者様の治療を施す時には食事や胃腸の調子、排便について問診で伺います。皆さん「食事は十分摂れている」とおっしゃいますが「その食事、本当に栄養たっぷりですか?」細かく聞いてみると、現代女性は仕事して家事してと大変!少しくらいは偏るのは仕方ありません…。でも!妊娠する為のカラダを作るためには日々の小さな取り組みが妊娠体質に、そして産後の赤ちゃんの成長にも影響してきます。

現代女性の食事は十分食べているつもりでも「エンプティーカロリー」といって「栄養が空っぽ」という食事ばかり。このエンプティーカロリーとはアルコールのようにカロリーはあってもビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素が大幅に不足した食品の事をいいます。このような食事をしていては妊娠する為のカラダはつくられません。

 

■健康志向という言葉で「野菜中心の食生活」


カロリーが高いお肉や魚、卵は避け、基本的に野菜×野菜を食べる事=ヘルシーと思っている方多くいますが、それはもしかしたら大きな間違いかもしれません。野菜にはビタミンなどの栄養素は確かし豊富に含まれています。残念ながら、野菜だけでは筋肉も血液も作る事はできません。摂取カロリーばかり気にして、体重の減少は叶えられてもバストもヒップもたるみ、さらにはくすみまで目立つようになってしまいます。こうなってしまっては、生理もきっと止まってしまうでしょう。そうすると排卵がされていない可能性が出てきます。この状態が若いころにあったならば少し考えなくてはなりません。排卵がされているかどうか?きちんと調べる事も必要になってくるかもしれません。

 

シリーズにわたって「妊娠する為のカラダづくり」についてここで皆さんにお伝えしていきたいと思います。

実は私は大丈夫と思っている方の多くは【低栄養】に該当してきます。

皆さんも言葉では分かっていると思います。
「カラダは食べたもので出来ている」ということ。
でも、理解となるとどうでしょうか。
もちろんこの私も皆さんと同じで、分かっいるつもりでしたが、きちんと頭で理解していませんでした。

このブログをキッカケに日本全国の妊娠を望む方々が日常生活に取り入れ易い「妊娠する為のカラダづくり」を実践していってほしいと思っています。

まずは基本的な栄養について!次回から綴っていきたいと思います。

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