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不妊鍼灸|採卵したら・・・空胞の原因と改善方法
タイミング療法や人工受精などの自然な形での妊娠を試みたがなかなか授からない方は、次のステップとして体外受精へ駒を進めていく人がほとんどだと思います。
体外受精をする事を希望した場合には、第一段階として「採卵」という卵をカラダの外に出していきます。ここで初めて自身の卵子の状態(質)が分かる方が殆どだと思います。
採卵を無事にできる方もいますが、その中で【空胞】という現象、採卵してみたところ卵子がない状態の事を言いますが、原因はさまざまでその一つの要因として「年齢」が挙げられます。年齢によって卵子も老化するという現実があります。
その証拠に「FSH・LH、E2の数値が正常でも、高齢になると空胞発生しやすくなる」と言われています。卵巣年齢を知る為の検査が「AMH」です。しかし、「AMH値が低い=卵子の老化」ではありません!
AMHとは「卵巣の中にある卵子の在庫数」を示しているだけで、現在の在庫数が少なくても質の良い卵子が採卵で切れは妊娠できるという事です。
■排卵のメカニズム
女性ホルモンが「脳下垂体」を刺激することで、脳下垂体が「LH(黄体ホルモン)」を分泌。LHが卵巣に届くと「E2(卵胞ホルモン)」と「FSH(卵胞刺激ホルモン)」が増加!これらのホルモンの作用によって卵胞が育ち、正常な排卵を行います。
排卵をスムーズに行うためには最初の「脳下垂体の刺激」が大変重要になります。この刺激が中途半端だと、LHの分泌も不十分になり、空胞となり易くなると言われています。
空胞卵は「卵子はあるが空胞の壁にくっついて出てこない現象」が殆どだともいわれています。これは「卵胞の成熟が不十分だと起こる現象です。
■空胞の原因の1つ「年齢のハンデ」を解決する方法
年齢が高くなるにつれ空胞が出来やすくなるのは「細胞分裂」が衰えるからです。卵胞や卵子だけではなく、私たち人間は細胞分裂によって、若さや健康をキープしています。
よく聞く肌の「ターンオーバー」も通常28日周期ですが加齢とともに40日、45日と間隔が長くなっていくと言われています。
■「葉酸」が卵子の細胞分裂を促してくれる要素
葉酸は「カラダが細胞分裂する為には欠かせない栄養素」葉酸の必要性は厚生労働省でも検証がされ推奨しているほどです。
実際に葉酸が体内で不足するとDNAコピーの失敗や癌細胞の増殖が起こると言われ、葉酸は細胞分裂を正常にする栄養素として知られています。
さらに、葉酸は「卵胞の発育」にも良い影響を与えています。オランダの研究医療センターの報告で「卵胞が成熟すると空胞の発生率が低下する」と発表しています。
葉酸には着床力を上げる要素もあります。
葉酸を購入する前に読んでほしい記事があります。↓
「葉酸は妊活中から妊娠・出産まで摂取すべき万能栄養素」
高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ
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