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不妊鍼灸|お灸で妊活!ストレスに負けない「肝ケア」

 

3回にわたり「お灸で妊活」をお伝えしています。

今回は最後のストレスに負けない体づくりをするための日々のケア「肝ケア」について。

この章の基本テーマ【腎・脾・肝を整え妊娠力を高めましょう】

1.元気のもとである腎気を補い、

2.脾胃(胃腸系)を穏やかに整え、

3.肝気に働きかけ気・血の流れをよくし、妊娠力をあげていきましょう。

「東洋医学では子宮を「女子胞(じょしほう)」または「胞宮(ほうきゅう)」と呼び、新しい命を包み込む大事な部分ととらえます」

「肝・腎・脾」の働きは、子宮にも影響し、元気の底力をつけていきます。

 

●肝(血)ケア  ストレスに負けないカラダづくりを


肝はカラダの栄養である血を貯蔵し、浄化して各器官へに送り届け、円滑に機能するように気血の流れを調整しています。肝は腎に続いて妊活に重要なポイントです。お灸の力を最大限に活用してしっかりケアしていく事でストレスに負けないカラダに。
肝がバランスを崩すと気血の流れが乱れ、精神的に不調が生じてきます。肝は特にストレスに弱く、肝気が低下してしまうと「恐れ」から「怒り」を生じます。月経では血を多く必要としますが、血の供給を管理する肝に負担をかけてしまいます。肝がその負担に耐えられなくなり気血のバランスを調整できず、気が逆上し、足元がふらふらしたり、足元に冷えを生じさせます。

 

肝ケア ツボのご紹介と位置


◆太衝(だいしょう) イライラの緩和も
妊活に大切なツボで、のぼせを下げ、イライラを緩和します。月経痛や下腹部の痛みの改善をはかり、子宮を元気にします。男性でもイライラしたときに役立つ効果的なつぼです。

●つぼの位置
足の甲で、親指と人指し指の骨が交わるところのくぼみ。

 

膻中(だんちゅう )血行促進・不安感にも
膻中には気の流れを整え、精神的なケアに用いるツボ。血行を促進し循環器系にも働きかけ、深い呼吸を促進し、緊張感や不安な気持ちをほぐしてい効果があります。不安感や、気分が落ち込んでしまう時などには心を落ち着かせ、平常心を保つのに効果的。

●つぼの位置
胸の真ん中(胸骨の真ん中)で、左右のちくび(乳頭)を結んだ線と交わる場所。指で押すと痛い感覚があるところになります。

 

 

3回にわたって【腎・脾・肝を整え妊娠力を高めましょう】をテーマにしたツボをご紹介してきました。いかがでしたか?

忘れがちですが「私たちのカラダは生もの」きちんと大切にケアしてあげると答えてくれます。じっくり、そしてゆっくりと大切にケアしてあげてください。

 

高崎鍼灸サロンLeClaire

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