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全身鍼灸|めまい症状「くらくら」「ふわふわ」「ぐるぐる」症状別チャート

 

ひと口に眩暈(めまい)といっても、あまり心配のない症状から、重大な病気のサインとして現れるものまで様々です。今回めまいの3大症状をタイプ別に分けて、自宅でも出来るセルフケア方法も一緒に書いています。ぜひ参考にしてみてください。

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目の前が真っ暗になる「くらくら」めまい


□横になった状態や座った状態から立ち上がった時にクラクラする
□血の気がスーッと引くような感覚がある
□目の前が真っ暗になる感覚がある
□夏の暑さでクラクラする事がある
□肩こりや頭痛がある□手足が冷えやすい
□低血圧、または貧血
□妊娠中または授乳中

<原因>脳の血液不足
貧血や低血圧などで血液の循環があまり良くないタイプ。いわゆる立ちくらみが典型的な症状。体質も関係ありますが日頃の生活習慣も大きく影響しているかもしれません。

★セルフケアのポイント★
予防には血行を良くし血の気をアップさせましょう。

1.鉄分豊富な食材
・青魚
・レバー
・青菜
・ビタミンC(レモンなどの柑橘類)を一緒に摂ると吸収力がUPします。

2.ビタミンEが豊富な食品
・アーモンド
・うなぎ
・かぼちゃ

身体を温めて全身に血液をいきわたらせるためには「生姜」が手軽です。取り方によって冷やしてしまう可能性もありますので下記リンクも合わせてご覧ください。
冷え性対策の生姜。実は摂り方で身体を冷やしているかも

 

身体がゆらゆら「ふわふわ」めまい


□ふわふわと身体が揺れ動くような感覚がある
□全身に力が入らず、雲の上を歩いているような感覚がある
□目の焦点が合わず、集中できない事がある
□よく眠れない、寝つきがよくない
□ストレスや過労で睡眠不足が続いている
□気分が落ち込んだり、ちょっとした事でイライラしてしまう
□月経前にめまいを感じる
□更年期または、プレ更年期である

<原因>自律神経の乱れ
過労やストレスなどでホルモンバランスが乱れる事によって自律神経の働きに影響が出てしまっているタイプ。別名=心因性めまいと呼ばれることもあります。

★セルフケアのポイント★
自律神経を整えて心地よい自分になるために

1.質の良い睡眠をとる
2.軽い運動をする
3.ツボへお灸してリラックス効果
自宅で簡単にできるセルフ灸はもぐさの香りリラックス効果があり症状の改善とアロマの相乗効果が得られます。体験してみたいという方、お気軽にご相談ください。

 

まっすぐ歩けなくなる「ぐるぐる」めまい


□自分や自分の周囲が激しくぐるぐる回る感覚がある
□目の前が大きく揺れる感覚があり、まっすぐ歩けない
□頭を動かす時にぐるぐる感じる
□めまいに吐き気や嘔吐を伴う
□耳の聞こえが悪くなった、または耳鳴りがする
□ストレスをため込みやすい
□最近休暇なく働いている
□大きな音がする所で過ごす事や、長電話をする事が多い

<原因>内耳のトラブル
身体の平衡感覚を司る耳の中の内耳という器官のトラブル。疲労やストレスが発祥のきっかけとなり、脳の小脳や脳幹に異常が見られる場合にも同じような症状が起こることもあります。

★セルフケアのポイント★
大きな音に注意し、過労やストレス、睡眠不足を避ける生活に

・根つめて仕事をしない
・平衡感覚をつけるためバランスをとるトレーニングをする
・慢性化する前に早めに受診

 

東洋医学の古代医学書「黄帝内経」にも眩暈(めまい)に関する記載があります。
鍼灸ではどのように眩暈(めまい)を考え治療をしていくのかを詳しく書いています。下記のリンク先も合わせてご覧ください。
全身鍼灸|めまい症状を改善する鍼灸治療をご覧ください。

 

高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ

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