LeClaire(ルクレア)

Blog

見出しの蝶

全身鍼灸|冷え性対策の生姜。実は摂り方次第で身体を冷やしているかも

冷え性対策に生姜と言うことで食事などに取り入れている方が多いと思いますが、実は食べ方によって効果がまったく変わってしまうのをご存知ですか?

 

IMG_0788

買ってきた生の生姜をそのまま食べても実は冷え性対策にはほとんど効果がないといわれているほどで、漢方薬では、生の生姜と乾燥生姜を使い分けています。
実は、漢方では冷え性の改善には乾燥生姜が使われているのです。

 

1.生ショウガを食べると身体が冷える
生の生姜に含まれるジンゲロールという成分。これには身体の深部の熱を手足の先に広げて身体全体を温かくさせてくれる効果があります。
でも、実はこれ手足は温かくなったかわりに深部の熱が奪われるので体温はやや下がってしまいます。

2.乾燥生姜は身体の芯から温めてくれます
生姜を乾燥させるとジンゲロールの一部がショウガオールという成分に変化します。
このショウガオールは血流を高めてくれて深部の熱を作り出す働きがあり、乾燥生姜はショウガオールとジンゲロールで身体の中から手足の先まで温めることができるわけです。
ですから、生の生姜より乾燥した生姜の方が断然効果が高いという事です。

3.お肌のシワを防いでくれる
生姜には美容にも効果があります。例えばお肌にシワが寄るのを防いでくれる働きがあるそうです。

 

生姜は朝一番に取り入れることが望ましく 食後3時間は効果が持続しますので午前中は身体がポカポカ暖かい状態が継続できます。暖冬だった冬もようやく本格的な寒さがやってきます。
身体が冷え切ってしまう前に対策していきましょう。

 

高崎鍼灸サロンLeClaire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ

Release date