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不妊鍼灸|心拍確認後の流産の原因は何か?起こる確率について

 

不妊治療をしていく中で陽性反応が出て、妊娠判定をもらい心穏やかとなり「胎嚢チェック」「心拍確認」と進み、ほとんどの方はこの心拍確認ができるとひと安心すると思います。しかし、心拍が確認された後に残念ながら流産が起こることはあります。心拍まで確認できたにも関わらず流産してしまい自分を責めるママもいらっしゃいます。この時期に起こる流産はママの責任ではありません。 今回、心拍確認後の流産はどのくらいの確率で起こるのか?また、その原因などに触れていきたいと思います。

 

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■妊娠初期の流産は起こりやすい


全妊婦さんの15%前後が流産を経験し、その流産全体の約80%は妊娠12週以内に起こると言われています(*1)。流産の多くは、受精卵側の染色体異常など先天的な問題があったために起こるものです。染色体異常がある場合には着床に至っても、正常に成長することができないために妊娠を継続できません。そのため、様々な細胞が形成される前に流産となってしまうのが一般的だと言われています。

 

■心拍確認後の流産の確率と原因


「心拍確認ができれば安心」と言われるのは、赤ちゃんの心臓が形成されたことを意味しています。一般的に妊娠5週目の後半には心拍が確認できるほどに成長し、心拍確認ができれば染色体の異常などの先天的な問題がなく、順調に成長していると判断するようです。しかしながら、心拍の確認にはそれぞれ成長する過程には個人差があり、妊娠7週を超えても心拍の確認ができない場合には、残念なことに成長がうまく言っていない可能性があり、流産も考えられます。

ただし、心拍を確認できても、その後に流産してしまうケースもあります。心拍確認後は絶対に流産しないというわけではありません。例えば、心拍確認が出来るくらいに成長したものの、もともと染色体異常があって流産になるケースも稀にあります。心拍確認後の流産の確率は数%に下がるものの起こらないというわけではないのです。

 

■心拍確認後の流産に兆候はあるの?


一般的な流産と同様に、心拍確認後の流産も同じような症状が現れます。下記にあるような症状が現れた場合には担当医に相談をしてください。

①不正出血
ダラダラと少量の出血が長い間続く事やレバー状の塊などが確認出来る場合があります。

②下腹部の痛みや張り感 
下腹部の痛みや張り感は子宮収縮によって引き起こされる場合もあります。子宮収縮以外でも少し張ったり、チクチクしたりする事を感じる方も多くいらっしゃいますが、安静にしていたり、少し時間が経過していも痛みがある場合には子宮収縮の可能性も視野に担当医に相談して欲しいと思います。

③悪阻などの症状がなくなる
悪阻や胸の張り、腰の痛みなどの妊娠初期の症状が急になくなった場合も流産する可能性が高い兆候の一つだと考えられます。

 

■心拍確認後の流産は予防ができますか?


心拍が確認できた後も、しばらくの間は流産の可能性があるということを忘れずにカラダに気をつけて欲しいと思います。不妊クリニックなどは心拍確認ができてもすぐには産科へ転院させないのは「初期流産が起こりやすい12週目まで」と知っているからです。カラダの変化には十分注意してくださいね。

最後に、心拍確認後の流産は、心拍確認前と同様に防ぐことも、予防することもほとんどの場合できないのです。その理由は先にも書きましたが「染色体の異常が原因」かもしれないからです。防ぎようがなく、とても残念なことです。原因はママだけの問題ではありませんので、ご自分を責めないようにしてくださいね。

 

*1 参考文献:日本産婦人科学会「病気を知ろう:産科の病気 流産・切迫流産」

 

高崎鍼灸サロンLe Claire(ルクレア)
院長 矢嶋エミ

お問合せ先
電話 027ー388ー1028
住所 群馬県高崎市下之城町52−3ーE号室

 

 

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